テク・バーストの使えなさとテクニックフリーの不遇

テク・バーストの使えなさとテクニックフリーの不遇

対戦の時テク・バーストはまずお目にかかれない。せいぜい時の支配者「クロノス」が重なった時くらいだが、最終的に剥がせる枚数が同じな以上、CBされるリスクを抑えるためにバースト拒否するのが普通。

強力でメジャーなTECHにはコンビネーション効果が無いし、あっても別々に使用する以上のメリットが無い場合が多い。

直接ダメージ系やAT/DF変化系はコンビネーション効果が強い場合もあるが、相方が採用していることはまず無いし、要するにテク・バーストはあるだけ無意味なシステムと化している。

一方、1stスキルのテクニックフリーは、「テクニックフリーが発動する頃には同色系TECHは大抵素で使える」「テクニックフリーが無いと使えないTECHを積めば、詰まってテクニックフリーを発動しにくい」という点から使いものにならないスキルとなっている。

しかし、もしもテクニックフリーの効果がもうちょっと踏み込んだものだったなら、意外と使えたかもしれない。

つまり、「TECHNIQUE使用条件の属性数が足らなくてもコンビネーション効果で使用できるようになる」だったなら。

これなら、単純に2枚を一度に使うだけのコンビネーション効果も文字通り2倍の効果になるし、直接ダメージ系、AT/DF変化系も使いやすい。ベイビーマジシャンに至っては、3枚まで手に入るわけだから一気に反対の腕まで伸ばせるようになる。リカバリー+150は状況を一変させる回復量を見せる。

もし次回作があるなら、コンビネーション効果の扱いをもうちょっと改善して欲しい。