ゾイドジェネシス #36「ほころび」

口コミを利用した情報工作によってしっかりディグ侵攻をアピールする討伐軍。芸が細けぇｗ

ズーリでは、ダ・ジンの元に不穏な動きをする臣下が。

ルージ達が帰ると、討伐軍が全員街から降りて待機させられており、その後の指示も迎えも無し。何故かミィだけが上に迎え入れられます。
上に行ったミィは、ダ・ジンと話そうとしますが、「お風呂」で釣られ、綺麗な服と美味しい食事に捕まりますｗ

「姫様、お食事はいかがですか？」「食事より、話を聞くのが先よ。」
「素敵なお洋服もありますよ。」「素敵なお洋服より話が先！」
「それとも、お風呂に！」「お風呂より…」

カポーン
「いや〜ん、素敵〜！」
「あむあむあむ♪」

いつまで経ってもミィが帰ってこないことに対して、ようやく反乱の可能性を検討し始めるラ・カン達。ズーリの民はキダ藩の再興こそが至上目的であり、ディガルド討伐は二の次。まずはキダ藩領を奪還し、キダ藩の民衆を救うことを第一にすべきと考えていたというわけです。ズーリはその過程としてディガルド討伐軍に「協力」していただけであって、ズーリ＝ディガルド討伐軍ではない、という考えだったようです。どっちの指導者もラ・カンだったから今まで一体に思えていましたが、まぁ、ズーリの民としてはもっともな話かも。キダ藩再興のために造られた街ですし。

で、色々考えた末、ルージが様子を見に行くことに。どうやって入るのかと思ったら、レインボージャークで空から運んでもらうと。「空からなら簡単に入れるんだな」だそうで。バイオケントロも簡単に入ってきたしね。
そこで、釣られたことを棚に上げて怒ってるミィと遭遇。

し、下着姿ーーー！！(*´д`*)ﾊｧﾊｧ

更に、ミィ様の言い訳にあっさり謝っちゃうルージ。結婚したら尻に敷かれるなｗ

ミィ「し、食後の運動をしているところに、急に入ってきたら危ないじゃない！」
ルージ「ご、ごめん…」
ミィ「分かればいいの。」

で、ようやくダ・ジンに会えたルージとミィ。
ズーリと討伐軍の代表として、ダ・ジンとルージがゾイド勝負をすることに。勝負の中、ズーリの民としての悲願を切々と語り、その気持ちを代表しなければならない身としては退けないと語るダ・ジン。ディガルドに苦しめられているのはキダ藩の民だけじゃない、今キダ藩を奪還するだけじゃ根本的な解決にはならないし、ディガルドを倒すことが遠回りでもキダ藩再興にも繋がるのだと主張するルージ。
ズーリの代表としては退けず、かといってルージの意見も理解しているダ・ジンは、トドメを刺せないでいるルージに対し、自ら殺されようとします。
てゆーか、ダ・ジンの操縦うめぇ(ﾟДﾟ;)！ランスの振動とか左肩の楯の回転とか、戦い方に味がある。地味に感動与えるなぁｗ

ダ・ジンのランスタッグがムゲンライガーの大刀にその身を貫かせようとした瞬間！

正装ミィ様ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

凛々しきお言葉でその場を納め、ズーリの民にも気持ちは通じたとおっしゃいます。
ラ・カンも改めて「最終目標はキダ藩再興」と明示することで、一応ズーリの民も納得した様子。
一件落着めでたしめでたしな表情のミィ様素敵。

ロンがルージに「反乱の首謀者の処罰」を促したところ、ルージは「反乱じゃなくて団結のための儀式だった」とかなんとか言って、みんなが笑っておしまいにしてますが、そもそもズーリの民からしたら「反乱」ではなく「協力の拒否」に過ぎないわけで、処罰を与えるとかいう考え自体が前提を違えてるわけです。そういう意味では、「反乱なんか起きてませんよ」というルージの言葉は、意図とは違ったところで本質を突いています。

雨降って地固まってる側で、ふらふらとぼろ切れを着たソウタ出現。あの状況で生きてたんかいｗ
きみきみがうっかりリークしたという「ミィとソウタがいい感じになる」という話は本当だったみたいですね。まぁ最終的にはミィ様がソウタとくっつくなんてことは考えられませんが、いい当て馬にはなるでしょう。ゾイジェネで恋話を前面に出すのは微妙ですが、まぁ先は長いし、無敵団の時のように何話かそういう話を入れるのもいいかもしれません。

でもって、更に空から接近するバイオラプター・グイの部隊。「空からは簡単に入れるんだな」はこのための伏線だったのです。

ロン先生のゾイド講座

ロン「ギルドラゴン。最高速度はマッハ4、その爪の攻撃「ストライク・クロー」を受ければ、どんなゾイドも一撃で木っ端微塵だ！」
ミィ「怒りの鉄拳、ほわちゃー！」
ロン「あぁ、それもう前にやった。」
ミィ「ほわちょぉーー！！」
ロン「うわっ！ごめんミィ君！！（ドグシュ！）う、ぅわぁあああ！！」

次回予告「襲来」

グイの攻撃で大変なことになるようです。
やっぱ近代戦において飛行機は戦略的に超重要ってことですよ。