仮面ライダー響鬼[最終回]

尺が足りてねぇ〜〜〜〜〜!!
まずいきなり一年後。オロチは静まってて、ヒビキさんの生死を不明確にするわけでもなく普通に登場。明日夢は鬼の弟子をやめて医者志望に。京介は一応鬼の弟子として立派に成長してました。変身までしちゃいましたが、スーツが響鬼に似てます。白いけど。
ところで魔化魍はというと、魔化魍の親玉である着物の二人は、実は更にその上の存在によって作られた奴らだった、という半端な設定で話が終わります。奴らが何で、どういう目的があるのかは一切描かず、ラスボスを倒すどころか全話通してまともに戦闘すらしていない。


結局、ラストは明日夢とヒビキ。ずっとヒビキに憧れていて、ヒビキのようになりたいと思っていたけれど、そうやって追いかけて真似するだけじゃダメなんじゃないかと思った、と本音を語る明日夢に、「鬼になることが、俺の弟子になる事じゃない。」「出会ったときからずっと弟子だ。」みたいなことを言うヒビキ。
二人の絆と成長を描く人間ドラマ。それに尽きる終わり方でした。


…と、まぁそれはいいんですが。
やっぱり尺が足りてないでしょ、これは。これじゃ魔化魍のボスの意味が…。何なんだろうなぁ。これは最初から狙ってやってたのか?うーん。
それにあれだ。
正直な話ザンキとシュキ、トドロキのエピソードの方が感動的だったっしょ。
ヒビキさんは、もっと師匠無しで鬼になるまでのエピソードとかを入れた方が、ラストシーンにも深みが出せて良かったんじゃないかと。


ま、何はともあれ。次は仮面ライダーカブトです。カブタックじゃないよ。
期待してみましょう。


ところで、下記のサイトに「Hybrid Insector」って漫画があります。初期仮面ライダーシリーズの悲惨なその後、という設定。すげー面白いです。