タスクスケジューラ活用

Windowsのタスクスケジューラは、使ってみると案外便利。割と細かい設定までできるし、いくつでも作れるし。なにより、あらゆるアプリケーションに対して時刻指定起動ができるから、汎用性が高いんです。と同時にそういった時間指定実行を一元管理できます。まぁ自分は定番の利用法しかしてないんですがね。たとえば、デスクトップの壁紙変更とか指定時間のシャットダウン・ハイバネート(休止状態)。あとは、定期ウィルススキャンとか。

壁紙変更

定期的に壁紙を変更してくれるソフトもたくさんありますが、そういうのは大抵タスクトレイに常駐するタイプ。既にタスクトレイがごちゃごちゃしすぎててこれ以上増やしたくない自分は、タスクスケジューラとWPSetterを併せて使っています。

WPSetterの特徴
  • 壁紙候補の画像をフォルダ単位で指定
  • 非常駐(プログラム実行ごとに壁紙変更)
  • レジストリ不使用?

このソフトは一回の壁紙変更のために一回の実行が必要なので、それをタスクスケジューラで補います。具体的には、スケジュールの詳細設定において、

  1. 「タスクを繰り返し実行」にチェック
  2. 「間隔」をお好みで設定(10分ごとに壁紙を替えたいなら10分に設定)
  3. 「継続時間」を24時間に設定

とします。これで、一定間隔ごとに壁紙を変更できるようになりました。しかも、常駐型と違ってメモリを食わない(んだと思う、多分)。

シャットダウンを操る

電源管理に関しても、ソフトは色々出回ってます。が、一般のソフトだと常駐型になってしまうし、時刻設定の数にも限りがあったりするので、やはりこれもタスクスケジューラを利用した方が様々なバリエーションに対応できて良さげです。ここで利用するのはクイックシャッターというソフト。とてつもなくシンプルで、アイコンも綺麗です。

クイックシャッターの特徴
  • 「電源オフ」「再起動」「スタンバイ」「休止状態」を各プログラム実行で即実行
  • 非常駐(単なるショートカット的な機能しか無い)
  • レジストリ不使用(多分)

Windowsにはshutdown.exeというプログラムがあって、それを使えば似たようなことはできるんですが、残念なことにshutdown.exeには「休止状態」を可能にする引数が無いんです。だから、指定時間に休止状態にしたい場合は、クイックシャッターを使った方が便利なんですね。


タスクスケジューラの細かい設定方法とかはここでは省きますが、もっと色々と活用法はありそうです。夜中の内に自動で色々な作業をやらせる、なんてのは定番でしょうが、音楽ソフトを設定しておけば、朝の目覚まし代わりにもなります。何かもっと気の利いた利用法を知ってる人がいたら、教えて欲しいです。