ジンの話

アニオタと反対属性のイメージがあるFLOWなんて、オファーに応えるために見る趣味も無いアニメのストーリーをみたりして作詞・作曲してるんだろ?あれ。
それと比べてジンはカラオケで一人で勝手に盛り上がって歌ってるだけにしかみえんね。
プロ魂が感じられない。

FLOWは確かにそうだな。内容をどれくらい見てるかは知らないけど、谷口から「テーマは『きっかけ』」って言われて作ったって言ってたし、歌詞からしてどう考えても作品に合わせて作ってるもんな。エウレカセブンの時なんて、DAYSの歌詞内容が用意していた結末を暗示しているとまで言われてるからねぇ。
ジンは、多分一般に対しても「受ける層には受ける」タイプだと思うんだよな。その代わりそれ以外の層には引かれるくらいの勢い、みたいな。ちなみに俺はそんなに嫌いじゃないんだけど。そんな特殊な奴らを、いくら知名度アップのためだからって強引にアニメタイアップさせようってのが間違ってるんだよ。SMEはこういうとこいつもやり方がえぐいんだよなぁ。だから好きになれない。第1クールOP/EDはどっちも谷口からテーマを伝えられてから創作活動に入ってる上、どっちもSMEではなかったりする。ところが第2クールに入るとOP/ED共にSMEから。これはもう完全にスポンサーの意図を感じざるを得ない。
ネットではジン叩きが流行ってるけど、ジンよりもSMEを叩いた方がいいと俺は思うよ。


ところで。

これどうしたもんかな。

『硫黄島からの手紙』

イーストウッドはすげぇわ。てかハリウッドがすげぇわ。題材的には日本人が作ってもおかしくないけど、多分邦画ではこれだけの作品にはならなかったと思う。やっぱ動く金の差なんだろうな。
というわけで、すごくいい映画だった。見て損は無い。ただ、ちょいグロな映像と突然の轟音が多々含まれるので、心臓の弱い人は遠慮した方がいいかもしれない。


日本人についてリアルに描かれていると評判の高い作品だけど、兵卒や士官の心理描写も生々しかった。誰もが勝てないと知りながら死ぬ覚悟で戦っていたわけで、現代から見れば「部下の命を守るために降伏するべきだろ」とも思えるかもしれない。でも、そうじゃないのが戦争なんだな、と思った。仲間を生きたまま焼かれた恨みから捕らえた米兵を日本兵がリンチして殺すシーンがあるんだけど、自分達がそうしてる以上相手もそうするだろうと思うのは当然だし、実際投降した日本兵が世話を面倒がった米兵に殺されるシーンもある。西中佐という人が負傷したアメリカ人捕虜を手当てして紳士に振る舞うシーンもあるけど、それは当然あるべき態度であるというより、西中佐が「せめて自分はそうありたい」と必死で人間性を保とうとしてることの顕れなんじゃないだろうかと思った。
指揮官の栗林中将も、玉砕や自決を禁じたからといって決してヒューマニストではなかった。彼は理知的で合理的だったが、あくまで軍人だった。国と家族のために死ぬことを選ぶ人間だった。硫黄島が落ちれば本土空襲が始まり、日本が焼け野原になることは確実で、彼らが投降することは文字通り国民の命を差し出すのと同義だった。作中の言葉にもあるけど、栗林中将はまさしく「軍人」だったんだなぁと思う。

映画館で飲み食いする奴は死ねよ

予告編までに全部片付けられないなら買うんじゃねーよ。殺すぞ。隣でがさがさポリポリがしゃがしゃズズーってな、気が散って仕方ないんだよ。耳障りで頭くんだよ。映画に没頭できねーんだよ。音するたびに現実に引き戻されてイライラするんだよ。お前な、渡辺謙が涙流してる時にポップコーンまさぐってんじゃねーよ!何でわざわざ無音部分で噛み砕くんだよ!!もう無くなったんだからストローでズーズー鳴らすんじゃねぇええ!!!


映画館で本編中に飲み食いする奴はマジで死ねよ。3回死ねよ。
映画館側も、5分以内に食べきれないような食い物は売るな。飲み物のカップに氷入れるな。ストローも付けるな。むしろ廊下・ロビー以外での飲食禁止にしろ。携帯並みに迷惑なんだよ。

kyoumoeの日記30歳 - はまちやを甘やかすな[ref.](via.はてなブックマーク)

俺もname属性付き見出し記法を紹介する記事を見た時は「甘やかされてるなぁ」と思ったけど*1、別にいいんじゃない。そんなのはまちちゃんに始まった事じゃないでしょ。はてなムラとかいう所に住んでいる人達は、なんかそういうのが好きらしいよ。最初に「愛すべきキャラ」というラベルを貼ると、もう何しても可愛いの。逆に攻撃対象とみなすや、それはもう徹底的に叩いちゃうのね。同じことをはまちちゃん以外の嫌われキャラがやってたら、はてブのは全く違ったコメントで埋まってたかも。あるいは全く埋まらないか。あー、でもよく考えたらこういう傾向って誰にでも必ずあるか。はてなはてブとかのせいで特に顕著になってるってだけなのかもな。
いずれにしろ、これははまちちゃんの芸風だから、本気で怒っても仕方ない。人を貶して笑いをとるタイプの芸人に本気で腹を立てるようなもんだ。あと、はまちちゃんは萌えキャラとしてのラベルを獲得しちゃってるから、多分はてなでこの批判に賛同を得るのは難しいと思う。ブクマコメント見ても分かるけど、きっと誰もが「まぁまぁw」か「そんな事よりはまちちゃん可愛い」としか言わんよ*2


とか書いてる内に追記で話終わっちゃってんのね?

*1:IPAの記事を読んだ時は、ちょっと腹立たしくさえ感じた。

*2:考えてみるとすっごく得なキャラだ。