ゾイドジェネシス #29「秘密」

あれー、OP変わんないのかぁ。ちょい残念。

今回は、コトナの過去の物語。子供コトナが同じ顔の少女から追われているという昔の夢から始まります。二人はコトナの故郷であるアイアンロックへ。

一方ルージ組。ミィはまだ寝ていますが、どうやら服は着せてもらった模様。( ´ー`)ホッ。
ロンとルージの会話ですが、どうやら一般にはディガルドがゾイドを製造できるというのは知られてなかったようです。「その辺はラ・カンがうまく調べてくれるでしょ。」というセリフが、しっかり伏線になってるあたりがさすが。

戻ってラ・カン組。アイアンロックに潜入するコトナとラ・カンですが、仲間を探しに来てるのになんでこんなとこに、しかもこっそり潜入せなならんのでしょうか。うーむ。
アイアンロックの秘密の場所に潜入する二人ですが、そこにあるのは古代文明の遺跡。コンクリっぽいものを触ってラ・カンが驚いてます。そこに仮面の男が強襲。応戦するコトナ。…変な武器だな、おい。相手方の増援が来て捕まりますが、向こうのボスらしき女はコトナの妹。双子でしょうか。微妙なそっくり加減がうまく描けてる気がします。

捕まった状態でラ・カンに説明するという形でのコトナの回想開始。
ゾイドの仲買商人を家に招いたところ、商人がアイアンロックの秘密を知ってしまったがために殺された…と。子供コトナは今とあんまり変わらないっつーか、もうちょい髪型とかに変化があったらよかったかなぁ。

フェルミに引き渡されるラ・カンとコトナ。きっちり拷問も受けてるのがリアルですねぇ。それほど厳しくはないようですが、まぁ敵の大将を捕まえてる以上、現地でどうこうするよりさっさと本国に送った方がいいのは当然ですかね。
それより気になるのは、フェルミの言葉。

フェルミ「滅びの竜。甦らせたくないんでしょ？だったらあたし達に、従うしかないんじゃない？」

滅びの竜ってのは間違いなく強力なゾイドでしょうね。もしかしてハヤテと合体するのはこのゾイド？

しかし、牢に戻った時点でクルックーに針金を運ばせ、脱出する二人。仕込んだって、すごいな。
そしてサービスシーンとしてシャワーを浴びてるフェルミ。いやいや、これカーテンの意味あんま無くね！？絶対胸見えちゃってるよ…。

逃亡中、地下の工場に辿り着くラ・カンとコトナ。そこではバイオラプターのパーツが大量生産されてます。つまり、アイアンロックは古代のテクノロジーを受け継ぐ都市だったんですね。そしてディガルドによってその技術が奪われていると。ロストテクノロジーを守る闇の一族…ってなんかどっかで聞いたことあるような設定ですが、これまでの流れからするとものすごくしっくり来るストーリーです。
そして、コトナ脱走の真相が語られます。マキリの頭領は一人だけなので、力の劣る妹は殺されるはずだったが、それを知ったコトナが妹を守るために自分が脱走した、と。しかし、何で姉が頭領になるからって妹が殺されるのかはよく分かりませんねぇ。そういう掟なのか、それとも二人は頭領のみが知る秘密でも知っていたのか。うーん。
しかし、ただ単にマキリを継ぐのが嫌だから脱走したというより説得的な話ではありました。何より、自分の命を救うためだったと知ったリンナは、もうコトナを恨めないですからね。

フェルミ達が来てしまったので、コトナは工場の自爆コードを入力。リンナはコトナを庇って銃弾を腹に受けるわけですが、これ死ぬのかな？どう考えても致命傷っぽいけど…。
リンナの「姉さんならもっとうまくみんなを導けた」というセリフと、レインボージャークが沈んでいくコトナに反応して乗り手に選んだという事実からして、将来的にコトナがマキリの一族を率いてディガルドと戦う、という構図ができそうです。そう考えると、リンナは死ぬか、死なないまでも再起不能になるのが順当でしょうか。コトナはそのままリンナに会うことなく逃げるわけですが、「滅びの竜」という伏線もあることですし、再びアイアンロックが舞台となる展開があることは間違いないでしょう。

逃げる際に、ソードウルフの新武器初披露。ぐるりと回して取り付いた敵を八つ裂きにしたり、離れた敵に斬撃を飛ばすというものすごい力を発揮。更に、ソードウルフを抱えながらフェルミに追われるコトナも、新装備を使用します。ターボブースターで超加速。フェルミを振り切ります。今回の過去のエピソードに加え、「諦めない…。もっと速く！翔べる！！」というセリフが、コトナの心情を表していてかっこいいです。
ヴォルケーノ突っついて逃げただけのロンの新武器披露とは偉い違いだｗ